名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「出てきた? 違う、逃げてきたんだろ。密室で他人とコミュニケーションが取れずに、別の場所に逃げてきた。おまえは昔からそうだ。嫌なことがあると、そこから移動することだけを考える。解決することなく、ただポジションをずらす」
「クラスメイトと上手くいかなかったんだろ。斜に構えて、距離を取って、強調せずに口だけは達者だ。心の中で相手を馬鹿にして、自分を擁護する。自分は悪くないって、周囲の人間が悪いんだって。その結果がこれだろうが」
「おまえはいつもそうだ。いつも逃げてばかりで、地球を一周するつもりか? そうしたらどこに逃げる? 自分の心の中か? おまえはこの世界で存在はない。心の中の国で存在するなんて、なんて情けない人間だ」


タイトル:扉の外(小説:電撃文庫)
作者  :どばししんじろう:土橋真二郎
絵師  :白身魚
デザイン:?
編集  :?
キャラ :蒼井典子 (121 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

閉鎖空間ものにして、強度の青臭さを誇る作品。

さて本日の台詞解説ですが、その青臭さが分かりやすく出ているものにしてみました。
オタクな人間にはこういう傾向があることが少なくないので、紹介している自分自身割と耳に痛いような(苦笑)。特に後半部分は秀逸な台詞ではないかと。