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ROOM NO.1301しょーとすとーりーず・すりー

投稿者： tonbo 投稿日時： 月曜, 2007/03/19 - 04:37
ROOM NO.1301しょーとすとーりーず・すりー
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タイトル：ROOM NO.1301しょーとすとーりーず・すりー（小説：富士見ミステリー文庫）
作者　　：あらいてる：新井輝
絵師　　：さっち
デザイン：？
編集　　：？
作者直営サイト：ARAITERU.COM
絵師直営サイト：ぶらっくしゃどー
特記事項なし

すっかり読むのが遅くなってしまいましたが……相変わらずいい雰囲気なＲＯＯＭの短編集です。
さて、とりあえずシリーズそのものの紹介をしておくことにしましょう。
よくこのシリーズは「えっちである」ことが引き合いに出されますが、その実体は同じくえろえろで知られる「かのこん」とは、かなり異なります。

「かのこん」は、独特の言語センスを用いた変態ちっくなアレがわりと直接的に描写されますが（ポルノとはまた別物です）、このシリーズの場合、えっちに関する話題そのものは普通に出てくるし、倫理的にやばい関係もあったりしますが、描写としては実は暗転型。えっちな直接的描写はありません。あくまで会話の妙を楽しむお話なのです。
行間からにじみ出る独特な雰囲気あっての物語。

ちなみに鈴璃視点で展開する「私と綾さんと不埒な男」がそりゃもう抜群におもしろかったです。本人の目の前で、そうとは知らず当の本人の話をするのって、反応が楽しいなあ。

シリーズ一覧

『Room No.1301 (#8)』
『ROOM NO.1301 #9』
『ROOM NO.1301しょーとすとーりーず・ふぉー』
『ROOM NO.1301 #10 管理人はシステマティック?』
『ROOM NO.1301 #11 彼女はファンタスティック!』

作品一覧

『さよなら、いもうと。』
『Room No.1301 (#8)』
『私の愛馬は凶悪です』
『ROOM NO.1301 #9』
『ROOM NO.1301しょーとすとーりーず・ふぉー』
『ROOM NO.1301 #10 管理人はシステマティック?』
『ROOM NO.1301 #11 彼女はファンタスティック!』

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