名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

恨みを動機に、何かをやろうだなんて。
確かに、下品だ。卑しい。あさましい。そんなのは自分じゃない、と思った。
やりたいから、やる。それが自分だ。
そして何より、人を見返すためにやるなんて、先生に失礼だ。自分の感情を解決するために、利用するようなものだから。技術一つに懸命になっている人を利用するなんて! そんなひどいこと!
恨みなんて捨てて!
ただわたしらしく一生懸命に!
もっと品性高く!
もっと高潔に!
ただひたすら、新しい世界を追って!
そうでなければいけないわ!


タイトル:ユーフォリ・テクニカ―王立技術院物語(小説:C★NOVELS ファンタジア)
作者  :さだがねしんじ:定金伸治
絵師  :椎名優
デザイン:?
編集  :?
キャラ :エルフェール (52 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

東洋人として研究所に初の招聘を受けたネルは、蔑視・差別という逆風のため研究員捜しに難航中。そんな中すごい勢いで、研究員を志願してきた少女が一人。その暴走少女は実は王女様で、実は超のつく研究バカだったのです……。
とまあ概要はこんな感じ。詳細が知りたい場合は、商品画像をクリックしてください。
とにかくイチオシです。

それでは台詞解説。暴走王女様のスイッチが入ったら止まらない性格の中で、ポジティブに働いている時のご様子。大変にぎやかなのですが、これが作中では実に魅力です。